子供の携帯利用に関する調査、スマートフォン所有率は7%


 メディアインタラクティブは、子供の携帯電話利用に関するインターネット調査の結果を発表した。携帯電話を利用する子供のうち、7%がスマートフォンを所持しているという。

 調査は3月11日~14日、全国の5~12歳の子供を持つ親1400人に対して、同社運営のサイトで行われた。携帯電話の保有率は24.6%で、携帯電話を持たせている理由としては「どこにいても連絡がとれるように」が76.7%、「防犯対策」が43.0%、「GPS機能で居場所を確認するため」が32.6%などとなった一方、持たせない理由として「まだ早いと考えている」が92.2%、「金銭的な問題」が26.8%となった。

 スマートフォンユーザーは、携帯を持つ子供のうち7%となった。同社では、1月に実施した大人を含むスマートフォン所有率が16.8%であった、と指摘し、子供たちの間でも普及が急速に進んでいるとした。

 このほか有害サイトへの対策として、フィルタリングサービスの利用者は28.5%となった。子供の携帯電話にかかる月額利用料として、32.6%が0円~999円、1000円~1999円が24.1%となり、同社では「半数以上が2000円未満、7割強が3000円未満となった。各社の家族向け割引や通話のみのプランが影響していると思われる」と分析している。

 

(関口 聖)

2011/3/25 14:00