UQ、通信できる震災避難所を公開


 UQコミュニケーションズは、東北地方太平洋沖地震を受け、避難所における同社サービスの通信状況を公開した。

 同社提供のデータ通信サービス「UQ WiMAX」の基地局は、震災の影響で約100局が停波し、29日15時時点でも5局が停波中となっている。今回同社では、各自治体が公表している避難所リストをもとに、基地局の復旧状況を反映させて電波環境をシミュレーションし、利用可能と見込める避難所をリストアップし、公開した。ただし、建物内の全てで利用できると保証されているわけではなく、利用可能な全ての避難所を網羅しているわけではないとのこと。

 青森県ではいずれも八戸市内の避難所6カ所、岩手県では盛岡市内の避難所4カ所、宮城県では仙台市や塩竃市などの避難所96カ所、福島県では郡山市やいわき市などの避難所36カ所、茨城県では水戸市や日立市の避難所6カ所でUQ WiMAXが利用できる見込みとなっている。

 

(関口 聖)

2011/3/30 12:29