コカ・コーラの「Cmode」、電子マネーサービスが終了


 自動販売機での決済に利用できる「Cmode」の電子マネーサービスが3月31日をもってサービスが終了し、自動販売機で利用できなくなった。これにともない、コカ・コーラビジネスアドミニストレーションジャパンでは、携帯電話内のCmodeマネーの払い戻しを受け付けている。

 「Cmode」は、携帯電話と自動販売機の連携サービス。10年にわたって展開してきた同サービスは、現在、対応自販機であれば「Edy」「iD」で飲料を購入できる。コカ・コーラ独自の「Cmode」マネーも利用できるようになっていたが、自動販売機がさまざまな電子マネーに対応し、独自の電子マネーサービスはその役割を終了したと判断。2011年3月末で利用停止となった。

 利用停止に向け、今年1月からはギフトカードへの引換も行っていたが、これも3月末で終了。4月1日~5月31日まで、現金書留による返金が行われることになった。携帯電話内に記録されている「Cmode」電子マネーについては、携帯サイトで返金受付の手順が案内されている。対応自販機では今後も「Edy」「iD」で飲料を購入できる。

 



(関口 聖)

2011/4/4 15:37