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テザリング対応――auがWiMAX/CDMAのAndroid「HTC EVO」発売


 KDDI、沖縄セルラーは、WiMAX対応のAndroidスマートフォン「HTC EVO WiMAX ISW11HT」を4月15日に発売する。

 「HTC EVO WiMAX ISW11HT」は、下り最大40MbpsのWiMAX通信機能を搭載したHTC製のAndroidスマートフォン。端末プラットフォームはAndroid 2.2で、Flash対応のWebサイトなども閲覧できる。

 端末をモバイルWi-Fiルーターのように利用できる「Wi-Fiテザリング」機能を搭載しており、ポータブルゲーム機やノートパソコンといった無線LAN対応機器を最大8台まで接続できる。

 下り最大3.1Mbps、上り最大1.8MbpsのCDMA 1X EV-DO Rev.Aのほか、下り最大40Mbps、上り最大10MbpsのモバイルWiMAXが利用できる。無線LAN(IEEE802.11b/g/n)やGPS、Blueetoothなどにも対応する。

 なお、CDMA網を利用した通信量が1カ月で5GBを超えた場合、CDMA網については通信速度が制限される。ただし、2012年1月までは5GBを超過しても制限は適用されない。WiMAX網についても帯域制限はない。

 対応周波数帯は、従来のau網とは少し異なる。800MHzおよび2GHz帯に対応するが、800MHz帯は、新800MHz帯のみサポートされる。KDDIでは従来のauの携帯電話とは異なるため、発売当初、一部利用できないエリアや一部電波状態が不安定な場合があるとしている。カバーエリアについてKDDIのWebサイトで公開している。

 ディスプレイは4.3インチ、マルチタッチ対応、800×480ドット(WVGA)のTFT液晶。チップセットはクアルコムのQSD8650(Snapdragon)で1GHz駆動。本体メモリは、ROM1GB、RAM512MB。

 800万画素CMOSのメインカメラ、130万画素のインカメラを備える。720p/25fpsのハイビジョン動画を撮影可能で、 HDMI端子で映像出力にも対応している。Bluetoothは2.1+EDRで、最大32GBまでのmicroSDHCカードが利用できる。外部端子は microUSBとなる。FMラジオもサポートされる。本体背面には、端末を卓上で横向きに固定できるスタンドが収納されており、背面のつめを起こして利用する。

 なお、「ISW11HT」はSIMカードの機能を内蔵しており、SIMカードスロットはない。契約時には、SIMカードがなかった頃の携帯電話のように、ショップで回線開通作業が必要となる。SIMカードを差し替えて、複数の端末を使うといった利用方法には対応しない。

 バッテリーカバーを開けると、内部はバッテリーを含めて赤色で統一されている。バッテリー容量は1500mAh。連続待受時間は約340時間、連続通話時間は約290分。大きさは約67×122×12.8(最厚部13.8)mmで、重さは約170g。ボディカラーはブラックのみ。

 このほか、Cメールの送信機能が5月中旬以降に提供される予定。Cメール受信には当初より対応している。EZwebのメールサービスについて、対応非対応を含めて現段階では未定としている。

利用料と端末価格

 料金プランは従来のスマートフォン向け料金プランとパケット定額プランが利用できる。WiMAXを利用する場合はこれに加えて、月額525円の「+WiMAX」を契約する必要がある。WiMAXのデータ通信についても、パケット定額プラン内で収まる。

 なお、4月15日から8月利用分にかけて、「+WiMAX」の利用料が無料となるキャンペーンも実施される。

 「HTC EVO WiMAX ISW11HT」は、機種に応じた一定額を毎月の利用料から差し引く割引サービス「毎月割」が適用される。「HTC EVO WiMAX ISW11HT」の場合は、新規契約で毎月2000円×最大24カ月(総額4万8000円)、機種変更で毎月1500円×24カ月(総額3万6000円)の割引が受けられる。

 KDDIでは、利用料の割引サービスである「毎月割」について、端末購入代金の負担軽減になるとしており、この例にならうと端末価格は3万円台前半になるという。このため、実際の端末価格は7〜8万円台になるものとみられる。

 



(津田 啓夢)

2011/4/13 14:48