米アップル、不具合や脆弱性を修正した「iTunes 10.2.2」公開


 米アップルは、パソコン向け音楽管理ソフトの最新バージョンとなる「iTunes 10.2.2」を公開した。

 Mac OS X版iTunesの最新版では、iPadと同期中に応答しなくなる事象や、iPhoneやiPad、iPod touchで写真を同期すると必要以上に時間がかかる事象、iTunes Storeの動画をプレビュー表示すると再生中にスキップする事象などが解消する。また、ソフトウェアの動作性能も安定する。

 さらに、iPhoneやiPadの最新端末プラットフォームである「iOS 4.3」での同期がサポートされるほか、ホームシェアシェアリング機能なども改良される。

 Windows版では、HTMLのレンダリングエンジンである「WebKit」の脆弱性に対処したことが明らかにされた。この脆弱性をつかれた場合、アプリが予期せず終了したり、特定のコードが実行されたりする場合があるとしている。

 

(津田 啓夢)

2011/4/19 18:24