ソフトバンク、被災者支援でポイント延長や遠隔カウンセリング


 ソフトバンクモバイルは、東日本大震災および長野県北部の地震で被災したユーザーに向け、ポイント有効期限を3カ月延長する。

 今回実施される支援措置は、ユーザーに付与される「ソフトバンクマイレージサービス」のポイントについて、3月11日~5月31日に有効期限を迎える場合、請求締め日から有効期限を延長するというもの。4月20日までに消滅したポイントは、4月22日にあらためて付与され、請求締め日から3カ月延長される。また、4月21日~5月31日までに消滅する予定のポイントは、有効期限が3カ月延長される。対象となるのは、契約者住所か請求書送付先住所が岩手県、宮城県、福島県、茨城県にあるユーザー、あるいは青森県、栃木県、千葉県、長野県、新潟県の災害救助法適用エリア内のユーザー。

 このほか同社では、ダイヤル・サービスと協力して、スマートフォンのテレビ電話機能を利用した遠隔カウンセリングを導入する。まずは福島県相馬市の避難所へ導入されるとのことで、避難所の子供や保護者が無料で利用できる。現地で支援活動を行うNPOの避難者支援プラットフォーム準備室が導入を支援し、ダイヤル・サービスは対面型遠隔相談サービス「aelwa(会える輪)」による遠隔カウンセリングが提供される。

 

(関口 聖)

2011/4/20 16:07