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ソフトバンク、「スマートフォン自動送信の告知」でお詫び


 ソフトバンクモバイルは、スマートフォンが自動的に通信を行うことについて、一部のiPhoneユーザーに対して告知が行われていなかったとして、同社Webサイトで申告したユーザーについては、パケット通信料の一部を1カ月無料とする。

 携帯電話は定期的に通信することで、利便性を向上させている。その通信の一部は、パケット通信料がかかるものがあり、ユーザーが利用してなかったつもりでも、段階制プランでは下限額におさまらないことがある。ソフトバンクモバイルでは、当初、そうした状況を認識していなかったものの、ユーザーからの申告を受けて、調査を開始した。

 Android端末については、本格展開を開始した昨冬モデルの投入にあわせ、昨年12月頃から自動通信が行われることをユーザーに対して案内していた。ただ、iPhoneについてはアップル側からの情報開示がなく、ソフトバンクモバイル側の調査により、今年4月に自動通信の裏付けがとれたため、4月中旬から自動通信の案内を行っている。

 今年4月以前からiPhoneを利用し、なおかつ段階制プランを契約しているユーザーに対しては、自動通信についての告知がきちんと行われていなかったため、今回、ソフトバンクモバイルでは「お詫び」として、改めて告知を行うとともに、段階制プランの「パケットし放題 for スマートフォン/標準プライスプラン」を利用し、これまでにiOS 4.0以上でiPhoneを利用しているユーザーについては、5月12日〜7月31日まで、同社Webサイトで申告すると、定額料金の下限額(1029円)を1カ月分無料とする。

【追記 2011/5/10 19:28】
 総務省は10日、ソフトバンクモバイルに対して行政指導を行ったと発表した。

 総務省では、iPhoneの3G機能をONにして、アプリを追加していない初期設定のままであっても、パケット定額の下限額(1029円)を上回ることが確認されたと指摘。ソフトバンクモバイルの広告表示は不適正であり、誤解を招いてユーザーの利益を不当に害する恐れがあるとして、そのような広告になった原因の究明と、適正な表示にするよう改善を行い、報告するよう指導した。

 TCA(電気通信事業者協会)に対しても、会員である各通信事業者が適切な広告になるよう要請したほか、TCAの広告表示に関するガイドラインの再点検を求めている。

 

(関口 聖)

2011/5/10 15:17