16メガカメラ搭載の防水・イルミネーション「S007」


S007(ウィンクピンク)

 「S007」は、1620万画素のカメラを搭載し、イルミネーションによる演出が特徴のCDMA 1X WIN端末。7月中旬以降に発売予定で、セレクト割を加味した端末価格は3万円台後半になる見込み。

 「S007」は、1620万画素の裏面照射型CMOSセンサーやイルミネーション機能、防水性能が特徴の、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のCDMA 1X WIN端末。2軸ヒンジ構造の折りたたみデザインで、ディスプレイを表側にして閉じることが可能。タッチ操作には非対応。

 防水仕様となっていて、IPX5とIPX7等級の仕様に準拠している。比較的女性よりのデザインで、本体は背面も大きく丸みを帯びたフォルムをしている。

 Cyber-shotブランドは採用しないが、Cyber-shotケータイ並のカメラ機能を搭載。暗所に強いセンサーや、高速起動と短い撮影間隔のクイックモード、連写の中から笑顔やブレで最良の写真を選ぶ機能など、さまざまなカメラ機能を搭載している。

 テンキー部分などに合計31個のLEDイルミネーションを配置しており、キー操作や発着信などさまざまなシーンでパターンを設定できる。登録したブログやSNSが更新されるとイルミネーションが光って知らせる機能なども用意されている。

 auの夏モデル共通の機能として、カスタマイズしたアイコンメニュー画面をワンタッチで呼び出せる「セルフメニュー」キーを搭載する。セルフメニューは自分で自由に編集可能なランチャーメニューで、各種機能やアプリ、データフォルダ内のファイル、連絡先や連絡先の中の電話番号やメールなど、非常に多彩な項目のショートカットをアイコンとして登録できる。セルフメニューは複数ページにわたっており、1画面に収まらない数のアイコンも設定しておける。セルフメニューはセルフメニューが起動していなければ、いつでもセルフメニューキーで呼び出せるほか、メインメニューからEZキーでも呼び出せる。

 このほかの機能として、おでかけ転送、EZ・FM、PCドキュメントビューアー、ミニフォト、Webアップロード、グローバル電卓、2都市時計が用意されている。日本語入力はPOBox Pro 6.0E。

 液晶ディスプレイは3.3インチ、854×480ドットのTFT液晶。CPUはクアルコムのQSD8650、プラットフォームはKCP 3.2。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、Bluetooth、Wi-Fi WINがサポートされ、3軸センサーを搭載。グローバルパスポートはCDMAとGSMを利用できる。通信速度は下り最大9.2Mbps、上り最大5.5MbpsのWIN HIGH SPEEDに対応する。最大32GBまでのmicroSDHCカードを利用でき、内蔵メモリの容量は約740MB。

 大きさは約51×114×16.4mmで、重さは約135g。連続待受時間は約260時間、連続通話時間は約220分。ボディカラーはウィンクピンク、グリッターホワイト、スパークリングブルーの3色。

グリッターホワイトスパークリングブルー

 




(白根 雅彦/太田 亮三)

2011/5/17 11:14