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一部のスマートフォン、一定条件で「World IPv6 Day」の影響


 6月8日に世界規模の実験「World IPv6 Day」が実施されることにあわせ、一部のスマートフォンに影響が出る。KDDIでは3日、同社スマートフォンのうち3機種において、一定条件下で、特定サイトの閲覧やサービスが利用できないとしている。

 「World IPv6 Day」は、6月8日(日本時間午前9時)の24時間、世界規模で、各社提供のサービスをIPv4、IPv6の両方に対応させて、影響を調べる実験。グーグルやYahoo!JAPANなどが参加するが、日本ではNTT東西のフレッツ光サービスにおいて、サイト接続への影響が懸念されている。

 KDDIでは、同社の検証結果として、「IS04」「IS06」「EVO ISW11HT」の3機種では、Wi-Fiを使って、NTT東西のフレッツ網経由でインターネットへ接続し、SSL通信すると、特定サイトの閲覧やサービスが利用できないとしている。Wi-Fiをオフにして、携帯電話ネットワーク経由で接続すれば回避できる。

 NTTドコモでは、同社サービスについては「World IPv6 Day」の影響は受けないものの、端末のインターネットアクセスに関しては現在検証中としている。

 「World IPv6 Day」実施にあたり開設された、社団法人日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)のWebサイトでは、Android 2.1搭載スマートフォンの標準ブラウザで、NTT東西のフレッツ光サービスなどでSSL通信を利用すると、サイト接続に時間がかかるなど、影響がでる可能性があると案内している。

【追記 2011/06/06 12:23】

 NTTドコモは、今回の実験によりスマートフォンで一部のサイトに接続できない場合があると案内している。対象機種はGALAXY S、GALAXY Tab、Xperia arc、Xperia、AQUOS PHONE、REGZA Phone、Optimus chat。

 同社が確認している事象は、Wi-Fiを有効にし、NTT東西のフレッツ網経由でSSL通信( https://で始まるサイト )を行うと、一部サイトの閲覧やサービスの利用ができない場合があるというもの。この場合、スマートフォンの設定でWi-Fiを一時的に無効にし、FOMAのネットワークに接続すると、事象を回避できるとしている。

【追記 2011/06/06 19:55】

 イー・モバイルは、スマートフォンのHTC Aria(S31HT)、Pocket WiFi S(S31HW)において、KDDIやドコモなどと同様に、Wi-FiでNTT東西のフレッツ網経由でSSL通信を行うと、一部サイトの閲覧やサービスの利用ができない場合があるとしている。回避方法もほかのキャリアと同様で、一時的に端末のWi-Fiを無効にし、3Gで接続することで正常に接続できるとしている。

【追記 2011/06/07 14:58】

 ソフトバンクモバイルは、他社と同じく、一部のスマートフォンにおいて、Wi-Fiを使ってNTT東西のフレッツ網を介してSSL通信を行うと、一部サイトの閲覧やサービスの利用ができない場合があるとしている。対象機種はX06HT、X06HT II、001HT、003Z、006SH。回避方法も同様で、端末のWi-Fiを無効にして利用せず、3G経由で通信すると正常に接続できるとしている。

 



(関口 聖 / 太田 亮三)

2011/6/3 18:04