メディアシップ、Androidアプリ販売サイトを7月オープン


 メディアシップは、Androidアプリの販売サイト「Android APPS」を7月にオープンする。アプリ開発者向けに案内が開始されており、オープン時には約300タイトルの配信を見込む。

 「Android APPS」(アンドアップス)は、開発者向けにはアプリ販売時の初期費用が無料で、手数料が15%(アダルトカテゴリは30%)、無料・有料アプリを配信できるAndroidアプリ配信サイト。カテゴリごとにランキング表示が可能で、アプリ著作権の保護機能も用意されている。課金手段はクレジットカードや銀行振込、Edy、Webマネーなどに対応し、Google Checkoutを利用する場合はアプリ内課金にも対応する。

 開発者登録は無料で、アプリ管理画面では課金額やダウンロード数を確認できる。apkファイルをアップロードすればすぐに配信を開始することができ、配信開始後にメディアシップによるチェックが実施される。アダルトカテゴリは配信前に審査が行われる。また、広告についてはPickUp広告、CPI(Cost Per Install)広告などが用意されている。

 エンドユーザーは、ポイントを購入した上で必要なポイントを消費し、アプリをダウンロードする。アプリのバグや、アプリ配信後の同社の審査により配信が中止になった場合はポイントが返却される。Androidマーケットのような、ダウンロード後15分以内の申告であれば返金されるといった仕組みは用意されていない。また、エンドユーザーは端末の設定でサードパーティ製アプリのインストールを許可する必要がある。

 

(太田 亮三)

2011/6/6 14:11