ぐるなび、スポット情報がみんなで作れるiPhone向け位置サービス


 ぐるなびは、ユーザー同士でソーシャルタウンガイドが作成できるiPhoneアプリ「スクエアクリップ」の提供を開始した。アプリは無料で、App Storeからダウンロードできる。

 「スクエアクリップ」は、ユーザーが自由にテーマを決めてスポットの“まとめ”(パック)を作成し、他のユーザーとスポット情報が共有できるサービス。公開されたスポット情報は、TwitterやFacebook、お気に入り登録、コメント欄などを通じて他のユーザーとコミュニケーションを図りながら共有できる。

 サービス開始時に約150種類のパックと、160万カ所のスポットが用意される。たとえば、「電源が使えるカフェ」のパックでは、全国441カ所の電源が利用できるカフェが紹介される。「そろそろ働こうと思う」では、593カ所のハローワークの場所が確認できる。このほか、「悪天候でも楽しめる観光スポット」「無料の動物園」「相撲部屋ファイル」「猫カフェでまったり★」「俺たちのガンダム」などユニークなスポット情報が用意されている。

 スポット情報のパックはパソコンから作成できる。作成した情報の公開設定は、自分だけ、友達まで、全てに公開と3段階から選択できる。また、パックの編集権を設定することで、ユーザー間でスポット投稿できる参加型パックも作成できる。iPhoneアプリでは、自分で作成したパックやお気に入り登録したパックを呼び出せるほか、位置情報を利用して周辺のスポット情報も探せる。

 

(津田 啓夢)

2011/6/10 19:19