UQ WiMAXの通信モジュール、村田製作所が最小クラスの製品を開発

　村田製作所は、WiMAX通信モジュール「LBFA1ZRSTZ」を開発し、UQコミュニケーションズのネットワーク接続性試験を完了したと発表した。

　今回開発されたWiMAX通信モジュール「LBFA1ZRSTZ」は、スマートフォンや携帯電話、モバイルPCに向けたWiMAX通信モジュール。「UQ Certification」を取得したことで、同モジュールを搭載した最終製品での試験項目を削減でき、開発期間を大幅に短縮できるという。また、村田製作所からドライバ、通信ミドルウェアも提供可能になっている。

　WiMAX通信モジュールとして最小の製品で、アンテナを除いたすべての通信部分を搭載。通信方式は802.16e Wave2 Profile 3Aに準拠し、MIMO Matrix-B（2x Rx、1x Tx）をサポートする。SDIOのほか、USB、USIMインターフェイスを備える。

　大きさは16.8×20.4×2.3mmで、サンプル価格は1個あたり1万円。

WiMAX通信モジュール「LBFA1ZRSTZ」