アドビとソニー、賞金総額20万ドルのAndroidアプリコンテスト


 アドビ システムズとソニーは、2011年秋に発売予定の「Sony Tablet」に向けた、賞金総額20万ドルのAndroidアプリのコンテスト「‘Adobe AIR App Challenge’Sponsored by Sony」を開催する。

 「‘Adobe AIR App Challenge’Sponsored by Sony」は、「Sony Tablet」の「S1」および「S2」(いずれもコードネーム)に向けたアプリケーションを募集するというもの。入選したアプリの開発者には「Sony Tablet」の試作品、およびアドビの最新の開発ツールが提供される。また、9月16日までにアプリを提出した場合、10月1日にアメリカ・ロサンゼルスで開催されるイベント「Adobe MAX 2011」のショウケースに選出される機会を得るほか、カンファレンスに参加できるパスが提供される。

 コンテストのカテゴリーは、エンタテインメント、ライフスタイル、コミュニティ、ゲーム、ビジネス、プロダクティビティ、イノベーションに別れており、審査はアドビとサードパーティによって行われる。開催予定地域は、日本、アメリカ、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス。コンテストの詳細はWebサイトで確認できる(日本語版は準備中)。

 ソニーでは、今回のコンテストを機にアドビとの関係をさらに強化し、「Sony Tablet」向けコンテンツの提供や開発を加速させていく構え。なお、「Sony Tablet」にはAdobe Flash Playerがプリインストールされ、同端末のWebブラウザはより高速でのWebサイトの表示が可能としている。

 




(太田 亮三)

2011/7/14 12:17