ソフトバンク、簡単操作に注力「シンプルスマートフォン 008Z」


 ソフトバンクモバイルは、はじめてスマートフォンを持つユーザーでも使いやすいように開発した「シンプルスマートフォン 008Z」を8月中旬以降に発売する。

「シンプルスマートフォン 008Z」

 「シンプルスマートフォン 008Z」は、ホーム画面や基本機能のアプリなどで使いやすさに注力した、Android 2.3搭載のZTE製スマートフォン。標準のホーム画面には大きなサイズの文字と、丸型のカラフルなアイコンを採用。ホーム画面には、よく使う機能として電話帳やメール、カメラなど必要な機能のアイコンのみが配置されており、1画面に配置できるアイコンは最大6個と、見やすさに配慮されている。

 電話、メール、カメラ、ブラウザについては、画面の手順に従って操作すれば迷わず使えるよう、初心者向けの操作性を追求。ホーム画面には「かんたんヘルプ表示」が用意されており、分からない内容を調べることもできる。

 また、歩数計、乗換案内、辞書(無料は90日間)の各アプリがプリインストールされており、発売後のソフトウェア更新で緊急地震速報にも対応する予定。

 同端末はSIMロック解除の対象端末で、ユーザーの依頼に応じてSIMロックの解除が行える。SIMロック解除の受付方法などは、今後Webサイトで案内される。

 ディスプレイは約3.8インチ、800×480ドット、最大6万5000色表示のTFT液晶。カメラは約503万画素のオートフォーカス対応CMOSカメラ。最大32GBまでのmicroSDHCカードを利用でき、2GBのmicroSDカードがパッケージに同梱される。

 Bluetooth 2.1、無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、下り最大14.4Mbpsの3Gハイスピード、世界対応ケータイ(GSM)、GPSなどに対応。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信には非対応。

 通信方式は、国内ではW-CDMA(1.5/2.1GHz)、海外ではW-CDMAに加えてGSM(900/1900MHz)を利用できる。

 連続待受時間はW-CDMAで約450時間、GSMで約300時間。連続通話時間はW-CDMAで約550分、GSMで約300分。大きさは約62×119×13mmで、重さは約133g。ボディカラーはシェルホワイトのみ。

 

(太田 亮三)

2011/7/19 18:07