アイ・オー、iPhone・AndroidからアクセスできるLAN DISK新製品


「HDL-CE」シリーズ

 アイ・オー・データ機器は、パソコンやスマートフォンからのアクセスに対応したNAS「LAN DISK」の新製品「HDL-CE」シリーズを8月下旬に発売する。店頭予想価格は1TBモデルの「HDL-CE1.0」が1万3800円、2TBモデル「HDL-CE2.0」が1万7800円、3TBモデル「HDL-CE3.0」が2万4800円。

 今回発売される「HDL-CE」シリーズは、LAN DISKシリーズのエントリーモデルに位置づけられており、USBおよびLANの両方の接続に対応し、簡単にセットアップできるのが特徴。iPhoneおよびAndroid端末では、専用アプリ「リモートリンク2」を利用することで、外出先からでも「HDL-CE」シリーズにアクセスできる。

 スマートフォン向けアプリでは、ファイルのダウンロード、写真・動画のアップロード、写真のFacebookへのアップロード、フォルダ整理、ファイル削除などの操作が行えるほか、写真のスライドショー再生や、PDF、PowerPoint、動画、音楽ファイルの閲覧も行える。アプリの対象OSはAndroid 2.1~、iOS 4.2~で、対応する端末はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルのAndroidスマートフォンと、iPhone、iPad、iPod touch。詳細な対応機種は同社のWebサイトで案内されている。

 

 パソコンから「HDL-CE」シリーズにアクセスする場合は、専用ソフトウェアは不要で、ブラウザでアクセスできる。

 「HDL-CE」シリーズのセットアップは、パソコンにUSBで接続するだけで行える。また、データの転送速度を向上させる高速読込モードも搭載している。また、「HDL-CE」シリーズにUSBでプリンターや地デジチューナー、光学ディスクドライブなどを接続することで、ネットワーク経由でこれらの機器を利用することも可能。USBメモリーを装着すれば、データをNASに直接コピーでき、外付けハードディスクを接続すればバックアップが行える。

 このほか、iTunesサーバー機能や、ディスクの回転を自動停止する省電力機能をサポート。本体は横置きにも対応している。

 対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.5~。大きさは約45×138×168mmで、重さは約1.2kg。

 

(太田 亮三)

2011/8/3 12:56