ネットユーザーのスマホ所有率は18.9%、20代男性は3割強に


 ビデオリサーチインタラクティブは、スマートフォンユーザーの利用動向レポートの発行に先駆け、予備調査の結果を発表した。スマートフォンの所有率が明らかになっている。

 今回の調査は8月26日~30日にかけて、パソコンでインターネットを利用する全国のユーザー(15歳~69歳)2万7384サンプルを対象に、Webサイト上で行われた。同調査によれば、携帯電話・PHSの所有率は全体の73.7%だが、スマートフォンは18.9%となっている。年齢層および性別で、スマートフォン所有率が高い順で見ると、20代男性(36.2%)、30代男性(28.9%)、20代女性(27.4%)、10代男性(25.8%)、40代男性(22.4%)、10代女性(18.7%)、30代女性(17.5%)などとなり、20代の所有率の高さが示されている。

 スマートフォンと携帯電話/PHSを2台持っているのは、全体の6.2%で、年齢層/性別で最も高い所有率となったのは、20代男性(13%)で、次いで30代男性(10.3%)となった。

 あわせて、他のモバイル機器の所有率についても明らかにされており、タブレット所有率は全体の4.5%、電子ブックリーダーは0.7%、デジタルオーディオプレーヤーは25.6%、携帯ゲーム機は30.5%となっている。

 

(関口 聖)

2011/9/22 18:00