ファーウェイ、薄さ10.9mmのハイスペックスマートフォン「Honor」


 ファーウェイは26日、Android 2.3.5搭載のスマートフォン「Honor」を発表した。

 「Honor」は、ファーウェイが開発したAndroid 2.3.5搭載のフルタッチ型スマートフォン。最薄部10.9mm、重さ約140gに仕上げられ、1.4GHz駆動のCPUを備えるチップセット「MSM8255」、512MBのRAM、4GBのROMを内蔵し、最大32GBのmicroSDHCカードが利用できる。4インチ、フルワイドVGAサイズで約1600万色表示のディスプレイ、HDR(高い明暗差の写真をほぼ同時に撮影して合成する技術)やオートフォーカスに対応した800万画素カメラ、200万画素サブカメラを搭載する。

 2G(GSM方式)や3G方式(W-CDMA)に対応し、下り最大14.4Mbps、上り最大5.76Mbpsで通信できる。Wi-Fi(IEEE802.11 b/g/n)、Bluetooth 2.1に対応する。DLNA対応で、他のDLNA対応機器と相互接続して、コンテンツを楽しめる。

 バッテリー容量は1900mAhで、同社では「3日連続で駆動する」としている。天気予報などのウィジェットを用意するなど、カスタマイズ可能な独自ユーザーインターフェイスを採用する。ボディカラーはクラシックブラック。大きさは122×61×10.9mm(暫定値)。

 2011年第4四半期にアジア、ロシア、中東でクラシックブラックが発売され、その他のカラーはクリスマスシーズンに発売される予定とのことだが、他のカラーバリエーションは明らかにされていない。日本市場での展開については未定とのこと。

 




(関口 聖)

2011/9/27 14:24