シャープ、TSUTAYA GALAPAGOSを子会社化


 シャープは、コンテンツ配信サービス「TSUTAYA GALAPAGOS」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)との合弁会社「株式会社TSUTAYA GALAPAGOS」を9月30日をもって子会社化すると発表した。CCCが所有する株式をシャープ側が取得する。

 これに伴い、合弁会社の名称は「株式会社GALAPAGOS NETWORKS」に、サービス名称は「GALAPAGOS STORE」に変更される。

 シャープでは、タブレット型端末「GALAPAGOS」を商品化するにあたり、同端末向けに電子書籍などのコンテンツを配信する事業会社をCCCと合弁で設立。TSUTAYA GALAPAGOS内でコンテンツを購入するとTポイントが貯まるサービスなどを提供してきた。

 シャープによれば、事業会社を子会社化した後もサービス内容に変更はなく、ユーザーはそのままサービスを使い続けられる。

 なお、CCCではシャープとの取り組みのほかに、2011年6月より独自に電子書店サービス「TSUTAYA.com eBOOKs」を展開している。




(湯野 康隆)

2011/9/27 17:03