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コンパクトなテンキー付きスライド端末「101SH」


「AQUOS PHONE THE HYBRID 101SH」 ビビッドピンク

 「AQUOS PHONE THE HYBRID 101SH」は、スライド式のボディにテンキーを搭載した、シャープ製のAndroidスマートフォン。11月中旬以降に発売される。

 「AQUOS PHONE THE HYBRID 101SH」は、カーソルキーとテンキーのあるスライドデザインを採用する。ディスプレイはタッチパネル対応で、ほかのAndroid端末同様、タッチでも操作できるが、それに加え、フィーチャーフォンのように、カーソルキーとテンキーでも操作や文字入力できるのが最大の特徴となっている。ディスプレイサイズは3.4インチと、スマートフォンとしてはやや小さめだが、その分サイズが小さく、とくに幅は53mmと、ほぼフィーチャーフォン並のサイズとなっている。機能面では防水・防塵仕様となっているほか、ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信、緊急地震速報などに対応している。

 女性ターゲットを強く意識した端末で、コンパクトなボディや握りやすいラウンドフォルムといった形状に加え、ピンクや水色といったカラーバリエーションも用意され、キーの押しやすさといった女性にニーズの高い要素が多く盛り込まれている。発表会のプレゼンテーションでは、「若い女性にフォーカスをあてたモデル」のひとつとして101SHが紹介された。

 同様にカーソルキーとテンキーを持つ、夏モデルのAndroid端末「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH」と似たコンセプトを持ち、フィーチャーフォンに慣れたユーザーを想定している。007SHと101SHを比較すると、まずデザイン面では007SHが2軸ヒンジのスイベルデザインだったのに対し、101SHはスライドデザインになっている。画面サイズは同じ3.4インチのフルワイドVGAで、幅こそ007SHの方が細いが、厚みは101SHの方が薄く、重さは007SHが140g、101SHが125gと、101SHの方が小さい。

 一方バッテリ容量は007SHでは820mAhだったが、101SHでは1020mAhとなっている。その代わり101SHでは卓上ホルダによる充電には対応していない。またカメラ性能についても、007SHでは1610万画素のCCDを搭載していたが、101SHでは800万画素のCMOSとなっている。これらのスペックやコンセプトの違いもあることから、101SHは007SHの後継機種としては位置付けられておらず、シャープの担当者によると、101SH発売後も007SHが併売されることを想定しているという。

 ホーム画面やメールなどの標準アプリは、カーソルキーと決定キー、あとはバックキーやメニューキーだけで操作が可能になっている。一方で発信キーや切断キー、クリアキー(DELキー)といったフィーチャーフォンで馴染みのあるキーも搭載していて、たとえば切断キーでアプリを終了できるなど、フィーチャーフォンと同じ感覚で操作できるようにデザインされている。スライドを開けていても閉じていても、通常のAndroid端末と同じようにタッチで操作できるが、スライドを開けるとロック解除画面やソフトウェアキーボードが表示されなくなったり、画面下にソフトウェアキーの割り当てが表示されるようになる。

 カーソルキーとテンキーの操作は、基本的に007SHと同じ仕様になっている。カーソルキーについては、Android標準のカーソル操作に準拠しているので、標準のカーソル操作に対応したアプリは、サードパーティ製であっても、101SHのカーソルキーで操作が可能となっている。プリインストールされているアプリでは、たとえばTwitterの公式アプリは、カーソルキーのフォーカス位置が表示されず、正常に操作できなかったが、mixiのアプリなどはカーソルキーでも操作ができた。また、キーの仕様は007SHとほぼ同じため、公開された仕様に従い、007SHのカーソルキーとテンキーに最適化されて作られたアプリは、101SHでも同様に利用することが可能。ただしデザインとコンセプトの違いから、007SHでテンキー下に搭載されていたカメラキーと検索キー、ホームキーは101SHでは搭載していない。

 ソフトウェア面では、同シーズンのソフトバンク向けシャープ端末共通のホーム画面を搭載していて、通知パネルなどは黒ベースのデザインになっている。アプリケーション画面はフォルダ分類も可能。「お父さん」をモチーフにした壁紙なども用意され、「楽デコ」「スマセレ」「フォト編集」といったソフトバンク共通のアプリを搭載しているほか、「Smart Familink」や「GALAPAGOS」、「エコ技」といったシャープ独自のアプリも搭載している。

 防水性能はIPX5/7相当で、防塵性能はIP5X相当。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、緊急地震速報、デコレメ、Bluetooth 3.0、IEEE802.11b/g/n、GPS、最大32GBのmicroSDHCに対応する。microSDは2GBのものが同梱され、オプション品としてストラップや背面に貼る専用のシールが提供される。

 ディスプレイは3.4インチ、480×854ドットで、のぞき見防止機能のカラーベールビューに対応するが、3D表示には対応しない。カメラは800万画素のCMOSカメラで、サブカメラは非搭載。通信速度は下り最大7.2Mbps、上り最大1.4Mbps。Wi-FiはIEEE802.11b/g/n。Android 2.3搭載で、CPUはシングルコアの1GHz駆動(MSM8255)。

 大きさは112×53×15.5mmで、重さは約128g(暫定値)。バッテリー容量は1020mAh。連続待受時間や連続通話時間については測定中。ボディカラーはビビッドピンク、ターコイズ、ネイビーブラック、ホワイトの4色。


ビビッドピンク ターコイズ
ネイビーブラック ホワイト

 




(太田 亮三 / 白根 雅彦)

2011/9/29 12:14