13メガカメラ搭載、スマートフォンになった「LUMIX Phone 101P」


「LUMIX Phone 101P」 メロウゴールド

 「LUMIX Phone 101P」は、1320万画素のカメラと高画質エンジンを搭載したパナソニック製のAndroidスマートフォン。11月中旬に発売される。価格は未定。

 カメラレンズ部分のデザインにこだわり、デジカメらしい見た目を追求している。撮影時に指が視野に入らないよう、レンズを本体中央寄りに配置した。背面には起伏をつけ、カメラのグリップを意識したつくりとなっている。20~30代の若年層がメインターゲットとなる。

 「LUMIX Phone 101P」は、1320万画素のCMOSカメラを搭載し、デジタルカメラ「LUMIX」譲りの高画質エンジン「Mobile Venusエンジン」を搭載。「おまかせiA」では13種類のシーンを自動で判別する。

 「マイカラーモード」では、さまざまな写真加工モードの効果を確認しながら撮影でき、「ピクチャジャンプ」機能は撮影後の写真のサムネイルをタッチ操作で上下左右に移動させることで、メールやTwitterといった機能にすぐに受け渡すことができる。また、「ピクチャセレクタ」では顔認識を含め、さまざまな撮影条件で写真の整理が行える。

 省電力機能として、電池節約モードの「エコナビ」が用意されている。

 IPX5/7の防水性能を実現。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、緊急地震速報、Bluetooth、GPS、スマセレに対応する。

 ディスプレイは4.0インチ、960×540ドット(QHD)のTFT液晶タッチパネル。サブカメラは非搭載。通信速度はULTRA SPEED対応で、下り最大21Mbps、上り最大5.76Mbps。Wi-FiはIEEE802.11b/g/n。Android 2.3搭載で、CPUは1GHz駆動でデュアルコアのOMAP4430。

 microSIMカード採用端末のため、SIMカードユーザーは機種変更の際、microSIMカードへ切り替える必要がある。

 大きさは64×123×9.8mmで、重さは約128g。バッテリー容量は1460mAh。連続待受時間は約380時間、連続通話時間は約260分(いずれもW-CDMA利用時)。ボディカラーはメロウゴールド、ブラック、マゼンタの3色。


ブラックマゼンタ

 




(太田 亮三/森本 彩子)

2011/9/29 12:18