iPhone/iPad連携を強化した「ScanSnap S1500」新モデル

ScanSnap S1500

　PFUは、ドキュメントスキャナ「ScanSnap」シリーズの「S1500」「S1500M」について、iPhone/iPad連携機能を強化した新モデルの販売を10月21日より開始する。

　同社では、iOS用アプリ「ScanSnap Connect Application」（無償）を新たに開発。ScanSnapでスキャンした原稿をパソコン経由で簡単にiPhone/iPadに転送できるようになった。また、連携するクラウドサービスとしては、従来のEvernote、Googleドキュメント、Salesforce CRMに加え、SugarSync、Salesforce Chatterを新たにサポートした。

　なお、Windows向けのS1500については、「Adobe Acrobat X Standard」がバンドルされる。Mac向けのS1500Mについては、「Adobe Acrobat 9 Pro」がバンドルされる。その他のユーティリティソフトについては、Windows向け、Mac向けの両方のソフトが1枚のDVDにまとめられた形でバンドルされる。

　このほか、ドキュメントファイリングソフト「楽2ライブラリ パーソナル V5.0」も、今回の機能強化にあわせてアップデートされている。iPhone/iPadとの連携機能に加え、携帯電話やデジタルカメラなどで撮影した写真データの管理にも対応した。

　両製品ともにハードウェアに変更はなく、既存のS1500/S1500M/S1300/S1100ユーザー向けには、今回の機能強化に相当するアップデートプログラムが同社ホームページ上で無償提供される。

　価格はいずれもオープンプライスだが、PFUダイレクトでの販売価格は4万9800円、「楽2ライブラリ パーソナル V5.0」セットモデルが5万4800円となっている。