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全部入りの防水iモード端末「F-02D」


「F-02D」 PINK

 「F-02D」は、回転2軸ヒンジ型(スイベル)の富士通製iモード端末。さまざまな機能が持ち込まれたハイスペックモデルだが、今回、ドコモの商品分類が一新され、STYLEシリーズの1つとなる。11月発売予定で、新規契約時の価格は5万円台後半となる見込み。

 防水、Wi-Fi、タッチパネル液晶、ワンセグ、GPS、高画素カメラなど、高性能携帯電話に求められる機能をほぼすべて詰め込んだ、いわゆる「全部入り」の端末。通信方式はFOMAハイスピードに対応。通信速度は下り7.2Mbps、上り5.7Mbps。

 バッテリー容量は1000mAh。一方、全部入り端末ながら、本体横幅は50mmに抑えた。ユーザーアンケート調査などによると、この幅は男女通じてもっとも持ちやすいサイズなのだという。同様に、本体重量も130gとした。

 メインディスプレイは、3.4インチ、フルワイドVGA(480×854ドット)、1677万色表示のTFT液晶。静電容量方式タッチパネルにより、指先によるタッチで主要操作が行える。また、裸眼での3D立体視に対応。2D/3D表示の切り換えはテンキー部右下の「MULTI」キー長押しで行う。

 折りたたんだ状態から開けるときは、ヒンジ部側面にあるワンプッシュオープンボタンが利用できる。画面方向を変えられる2軸ヒンジ型モデルでワンプッシュオープン機構を採用するのは、富士通製端末として今回が初という。

 カメラは、2011年冬および2012年春モデルとして発表されたドコモ発売スマートフォン・フィーチャーフォン(従来型携帯電話)の中でも最大クラスとなる1630万画素(記録画素数1600万画素)のCMOSタイプ。また、今回新たに「アートムービー」と呼ばれる動画撮影モードを追加した。モノクロ撮影を基調としながら黄色や赤など特定の色だけを原色のまま映す「クロマキー」モードのほか、「ジオラマ」など11種類の効果を反映させて撮影できる。従来は静止画撮影時にのみ適用できた効果だが、これを動画でも扱えるようになった。またHDR(高ダイナミックレンジ)合成撮影も可能となる。インカメラは非搭載だが、2軸ヒンジ式端末のため、自分撮りは可能。

 サブディスプレイは約1.4インチ、64×176ドット、1色表示の有機EL。また、メインディスプレイ側ボディの外枠部分は、8個のLEDを内蔵した「クリスタルフレームイルミ」となっており、端末の開閉などに応じてきらびやかに輝く。加えて、テンキー面が光る「スーパーレインボーキーイルミ」も導入されている。

 チップセットはルネサス製の「SH-Mobile AG5」で、CPU(シングルコア)の動作周波数は1.2GHz。これにより、軽快なタッチパネルの操作感の実現が図られているという。ドコモのスマートフォンに搭載されるユーザーインターフェイス「Pallet UI」のフィーチャーフォン版も用意される。データフォルダ容量は643MB。最大32GBのmicroSDHCカードも使用できる。

 IPX5/IPX8準拠の防水、IP5X準拠の防塵、GSM、GPS(オートGPS)、Bluetooth 2.1+EDR、Wi-Fi、iウィジェット、iコンシェル、50MBのiモーション、DLNA、エリアメール(緊急地震速報)に対応する。おくだけ充電については未サポートとなっている。

 なおWi-Fiは、IEEE802.11n対応で、アクセスポイントモードが利用できるほか、ワイヤレスでパソコンとデータを連携できる「F-LINK」をサポートする。

 指紋センサーは防水対応で、microSDカードのデータを保護するパスワードロックが利用できる。電子辞書27種類、広辞苑(6小辞典)を搭載する。メールの自動返信機能や予約送信機能なども利用可能。加速度センサーなどを活用し、携帯電話をかざすと、店舗情報をアイコンで示す「AR対応ロケーションレーダー」が用意され、飲食店などを検索できる。

 大きさは約111×50×13.9mm、重さは約130g。3G通信時の連続待受時間は約680時間(静止時)、連続通話時間約260分。GSM通信時の連続待受時間は約320時間(静止時)、連続通話時間は300分。ボディカラーはPINK、BLACK、WHITEの3色。なお、SIMカードの形式はmicroSIM(miniUIM)をなっている。

BLACK WHITE

 




(関口 聖 / 森田 秀一)

2011/10/18 12:16