ドコモ、Android 4.0搭載「GALAXY Nexus SC-04D」を11月発売


GALAXY Nexus SC-04D

 NTTドコモは、サムスン製で、Androidの最新バージョンを搭載するスマートフォン「GALAXY Nexus SC-04D」を11月に発売する。

 「GALAXY Nexus」は、世界初のAndroid 4.0搭載端末。19日朝、香港で開催されたサムスンとグーグルのイベントで、発表されたばかり。ドコモでは前日の18日に行った冬春モデルの発表会において、同機種の発表を予告し、ドコモでも取り扱う方針を示していた。ドコモではNEXTシリーズの1つとなる。LTE方式の「Xi(クロッシィ)」には対応しない。

 「GALAXY Nexus SC-04D」は4.7インチ(1280×720ドット)のSuper AMOLEDディスプレイ、510万画素のCMOSアウトカメラ、130万画素CMOSインカメラを装備する。チップセットは1.2GHz駆動のデュアルコアCPUのOMAP4460。内蔵ストレージは16GB。外部メモリは非対応。30fpsのフルHD動画の撮影・再生が可能。Android 4.0搭載で、YouTube HD、9人同時チャット対応の「ハングアウト」などが利用できる。ハングアウトはグーグルのソーシャルサービス「Google+」の登録が必要とのこと。このほか顔認識でのロック解除「フェイスアンロック」をサポートする。

 大きさは約136×68×8.8mm、重さは約135g。spモード、GPS、FOMAハイスピード(下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbps)、Wi-Fi、Bluetooth 3.0+EDR、Flashをサポートする。エリアメール対応だが、受信できるのは緊急地震速報のみ。おサイフケータイやワンセグは非対応で、防水・防塵仕様も備えていない。ボディカラーはTitan Sliver。

 グローバルモデルでは用意されているというLTE対応版や32GB版について、ドコモでは「現時点では決まっていない」としている。




(関口 聖)

2011/10/19 11:38