「みまもりケータイ 005Z」を使った高齢者向けサービス


 立山システム研究所は、ソフトバンクモバイル、ソフトバンクテレコムと協力し、高齢者向け緊急通報サービス「まもりんフォン」の提供を開始した。自治体や病院、介護施設向けに提供される。

 「まもりんフォン」は、高齢者が緊急時に看護師などへ相談できるサービス。自治体などから高齢者に携帯電話(みまもりケータイ 005Z)が配布され、緊急時に発信ボタンを押すと、立山システムのコールセンター(立山相談センター)に繋がって対応する。コールセンターからは、事態に応じて、消防署へ救急車の出動を要請したり、地元の民生委員に現場への急行を依頼したりする。専用サイトから、ユーザーが持つ「みまもりケータイ」の現在地を確認することもできる。

 立山システムは人感センサー業界のトップシェアを誇るとのことで、宅内での動きを検知する高齢者向けサービスと、今回のサービスを組み合わせ、高齢者を対象とした安心かつ安全なサービスを提供する。

(関口 聖)

2011/10/31 16:34