9月の携帯・PHS出荷数、2カ月ぶりに前年割れ


 電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、2011年9月の携帯電話・PHSの出荷台数を発表した。

 9月の国内携帯・PHS端末の出荷数は、前年同月比80.9%の264万1000台となった。2011年7月~9月の累計では、前年同期比113.9%の912万3000台。このうちスマートフォンの出荷数は376万4000台で、前年同期比1100.5%と急速に成長していることがわかる。市場全体のうち、スマートフォンの占める割合は全体の41.3%で、2011年4月~6月の32.1%から大きく伸びている。

 また、9月単月の携帯電話の出荷数は247万2000台となり、前年同月比78.1%と2カ月ぶりの前年割れとなった。このうちワンセグ対応製品は前年同月比85.2%の187万3000台で、ワンセグ搭載率は75.8%となった。

 9月のPHSは、前年同月比172.7%の17万台で、14カ月連続の前年比プラス、契約数も8カ月連続の純増となっている。

 




(津田 啓夢)

2011/11/8 17:49