インプレスR&D、スマートフォン利用動向などの調査報告書


 インプレスR&Dのシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は、スマートフォンやフィーチャーフォンの最新の利用動向を調査し、結果を明らかにした。詳細は「スマートフォン/ケータイ利用動向調査2012」として11月10日に発売される。

 8回目となる今回の調査は、2011年の9~10月にかけて、3300人の個人ユーザーと1600人の企業担当者を対象に独自調査が実施された。調査は個人、法人を分けて実施されている。

 このうち、個人の利用動向においては、スマートフォンの所有率は大幅に上昇し22.9%となった。男性では20~30代で、女性でも30代で所有率が30%を超えたほか、非利用者で利用を検討している層は66.6%に達している。

 一方、タブレット端末の所有率は6.2%で、4月の調査時の3%から堅調に伸び、利用を検討している層も39.4%になっている。

 スマートフォンの使用機種ランキングでは、iPhone 4が21.8%と突出して高く、iPhone 3GSが7.8%で2位と、iPhoneが上位を独占した。一方、スマートフォンのOSシェアでは、Androidが60.9%と過半数を占めている。

 このほか、スマートフォンユーザーにおけるTwitterの利用率や、データ通信端末の利用率、企業のスマートフォンの利用率や機種などについて調査が行われている。

 




(太田 亮三)

2011/11/8 18:19