au、スライド型でメールを充実させた「AQUOS PHONE IS14SH」


「AQUOS PHONE IS14SH」 シャンパンピンク

 KDDI、沖縄セルラーは、テンキーを搭載したスライド型のボディを採用し、メール機能に注力したAndroidスマートフォン「AQUOS PHONE IS14SH」を12月23日に発売すると発表した。

 今回発表された「AQUOS PHONE IS14SH」は、スライド型ボディを採用したシャープ製のAndroidスマートフォン。発信、終話、メール、ブラウザの各キーを搭載するほか、十字キーの左右でアドレス帳や着信履歴を表示するといった、フィーチャーフォンで一般的な操作を再現したのが特徴。テンキー部分はゆるやかな傾斜により指がかりが良くなっている。

 スライド型ボディは、6月に発売された「AQUOS PHONE IS11SH」の後継モデルといえる形状だが、特徴であるテンキー部分は若干の変更が施されている。具体的には、数字キーと方向キーの間に、「発話」「Delete」「終話」の3つのキーが追加されており、十字キーによるカーソル操作から、決定、サブメニューの表示、前の画面に戻る、入力した文字を消す(Delete)、ブラウザの起動といった、日常的な多くの操作をテンキー側で操作できるようになっている。

 メール機能が充実しているのも特徴で、「速デコ」「送信予約」のほか、「自動再送(圏外復帰送信)」などの機能を搭載。ディスプレイ表面はカラフルな画像を用意したのぞき見防止機能「カラーベールビュー」に対応。端末のセキュリティ機能を向上させる取り組みとして、「3LM Security」を含む「安心セキュリティパック」のすべてのメニューに対応できる。

 初めてスマートフォンを利用するユーザーにも使いやすいよう、電池残量や指定の時間で省エネモードに切り替わるアプリ「エコ技」をプリインストール。緊急地震速報を受信すると、省エネモードへの切り替えを促す通知機能も用意されている。

 ディスプレイは約3.7インチ、960×540(QHD)ドットのNewモバイルASV液晶。カメラは804万画素CMOSカメラ。最大32GBまでのmicroSDHCカードをサポートする。チップセットはMSM8655で、1.4GHz駆動。バッテリー容量は1030mAh。

 プラットフォームはAndroid 2.3。無線LANはIEEE802.11b/g/nで、GPS、Bluetooth 3.0、6軸モーションセンサー、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、WIN HIGH SPEEDに対応する。

 主なサービスとして、ezweb.ne.jpのEメール、Cメール、デコレーションメール、グローバルパスポート CDMAを利用できる。

 なお、防水、WiMAX、Wi-Fiテザリング、Skype auのビデオには非対応となっている。

 連続待受時間は約310時間、連続通話時間は約400分。大きさは約56×117×14.7(最厚部15.4)mmで、重さは約136g。ボディカラーはシャンパンピンク、シャイニーホワイト、ナイトブラック。


シャイニーホワイト
ナイトブラック

 

 




(太田 亮三)

2011/12/19 14:05