「AQUOS PHONE 102SH」に音声着信できない事象、ソフト更新開始


 ソフトバンクモバイルは、シャープ製のAndroidスマートフォン「AQUOS PHONE 102SH」の不具合を公表し、通信経由で不具合を修正できるソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 不具合は、通信圏内で待受状態であっても音声着信できない事象と、音楽再生中に画面遷移が遅くなる事象の2つ。最新版の端末ソフトウェアを適用することで、これらの事象と細かいバグが修正される。更新後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)は、「S0014」となる。ビルド番号は、「設定」の「端末情報」から確認できる。

 更新に要する時間は最大20分程度。この間、110/119番の緊急通報を含めて端末の操作は行えない。更新にかかる通信料は無料。

 このほか、シャープ製「003SH」「006SH」「007SH」のソフトウェア更新サービスも提供される。こちらはパケット通信時の通信の効率化が図られるというもの。更新時間は最大で20分程度。

【追記 12月26日 20時45分】
 ソフトバンクは、「003SH」について、更新しようとするとソフトウェアの書き換えに失敗する場合があるとして、更新を一時中止している。更新中に書き換えが失敗しても端末の動作には影響はないという。なお、更新再開は未定で、準備が整い次第再開するとしている。

 

(津田 啓夢)

2011/12/26 14:35

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