KDDIとソフトバンク、緊急速報メールを1月末に開始


 KDDI、沖縄セルラーとソフトバンクモバイルは、緊急地震速報として提供している一斉配信サービスを、国や地方公共団体の発信する災害情報などに対応させ、サービスを拡充する。どちらも、利用料・パケット通信料は無料で、国や地方公共団体の利用料も無料。

KDDI、沖縄セルラー

 KDDI、沖縄セルラーでは、1月31日より、国・地方公共団体と連携し、災害に関する各種の警報、避難情報を、緊急速報メールの「災害・避難情報」として提供する。また、3月以降は、気象庁から発表される津波警報を緊急速報メールの「津波警報」として提供する予定。これらの「緊急速報メール」では、申し込みがあった国・地方公共団体について、緊急情報を配信できるようになる。サービス開始当初はいくつかの地方公共団体が対応する見込み。

 対応機種はAQUOS PHONE IS14SH、MEDIAS BR IS11N、ARROWS ES IS12F、G'zOne IS11CA、DIGNO ISW11K、F001。対応機種は追加になり次第、Webサイトで案内される。

ソフトバンクモバイル

 ソフトバンクモバイルでは、国や地方公共団体による各種の緊急情報を一斉配信する「災害・避難情報」を1月30日から提供する。同社では、ソフトバンク向けの「災害・避難情報」の導入を希望する国・地方公共団体を募集中で、同社のWebサイトで1月10日より受付を開始している。

 サービス開始時点での対応機種は103SH。対応機種はソフトウェアアップデートなどで既存の機種にも拡大される予定。

 




(太田 亮三)

2012/1/10 13:08