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薄さ7.1mm、KEVLARファイバー採用の「MOTOROLA RAZR」


MOTOROLA RAZR(ブラック)

 「MOTOROLA RAZR IS12M」は、OSにAndroid 2.3を搭載したスマートフォン。日本ではNTTドコモから発売されていたフィーチャーフォン「RAZR」の名を受け継ぎ、7.1mmの薄型ボディを主な特徴としている。発売は3月上旬以降、価格は未定となる。

 薄型ながら大型のバッテリーを搭載しており、容量は1780mAhとなる。ただし、電池パックは内蔵型で、ユーザーが取り外して交換することはできない。会場の説明員によると、薄型と大容量を両立させるために、このような仕様になったという。au ICカードは、側面のスロットに挿入する。

 「Smart Actions」という省電力技術も採用し、バッテリーの使用量を調整することが可能だ。Smart Actions自体は、設定したトリガーを元に、設定などを自動的に行う仕組みで、たとえば位置情報によって自宅にいることを検知し、マナーモードを解除するといった使い方も想定されている。

 このほか、モトローラ独自の取り組みとして、「MOTOROLA PHOTON ISW11M」と同様の「WebTop」と呼ばれる機能が内蔵されている。本体を「HDステーション」や「Lapdock」といったドックに接続すると、パソコンのようなインターフェイスの画面を出力でき、キーボードやマウスなどの周辺機器にも対応する。出力するOSはAndroidではないが、端末内部も参照でき、1つのウィンドウとして表示可能だ。複数のSNSを統合管理する「MOTOBLUR」と呼ばれるアプリも内蔵する。

 CPUはデュアルコアの「TI OMAP 4430」で、クロック数は1.2GHz。4.3インチの「Super AMOLED Advaneced」ディスプレイを搭載し、QHD(540×960)の解像度を持つ。ディスプレイのガラス面は「Gorillaガラス」となり、衝撃や傷に強い。一方で、背面にも防弾チョッキなどの素材として知られるKEVLAR(ケブラー)ファイバーが用いられ、同じ重さの鋼鉄と比べて強度は5倍だという。

 ストレージの容量は16GBで、最大32GBのmicroSDHCにも対応している。展示されていた端末はまだ開発中のため、ユーザーが利用できる領域も変動する可能性があるという。RAMは1GB。カメラはメインが800万画素のCMOS、フロント部分のサブカメラが130万画素のCMOSとなる。

 サイズは69×131×7.1mm(最厚部10.7mm)で、重さは127gだがいずれも暫定値となる。会場の説明員によると、グローバルモデルとハードウェアはほぼ共通のため、確定に近い数値だという。連続通話時間は580分で、連続待受時間は220時間。IEEE802.11 a/b/g/nのWi-Fiを搭載し、auのEメールや「緊急速報メール」も利用できるが、WIN HIGH SPEEDには非対応となる。

 グローバルフォンとしての仕様もグローバル版そのままで、国際ローミング時にはCDMA方式に加え、W-CDMA(UMTS)方式やGSM方式も利用できる。




(石野 純也)

2012/1/16 11:37