スリムなバータイプになった「INFOBAR C01」


 iidaブランドで発売される「INFOBAR C01」は、テンキーを搭載したスリムなバータイプのAndroid 2.3搭載スマートフォン。2月上旬に発売される予定。

 昨夏モデルの「INFOBAR A01」に続いて、INFOBARシリーズ2機種目のスマートフォンとなる「INFOBAR C01」は、横幅が52mmと、従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)とほぼ同等で、「INFOBAR」「INFOBAR 2」を踏襲した外観を採用。製造は、INFOBAR A01に続いてシャープが担当している。

 INFOBAR A01で採用された独自のユーザーインターフェース「iida UI」を最適化して搭載し、ロック解除画面で上下左右にスライドして、カメラや電話、メールなどのアプリを即座に起動できるほか、ホーム画面からキー操作によりアプリを起動することが可能。各キーにアプリが割り当てられており、割り当てを自由にカスタマイズすることができる。

 INFOBAR A01と比較すると、横幅が63mmから52mmとなり、より手になじみやすく持ちやすくなった。また、テンキー搭載により、文字入力が快適になっている。スペックはほぼ同じだが、画面サイズが小さくなったことにより、バッテリーの持ちが向上し、連続待受時間は約1.5倍になった。

 約3.2インチ、854×480ドットのフルワイドVGAのTFT液晶ディスプレイを搭載。約804万画素CMOSカメラを搭載する。大きさは約130×52×12.3mm(最厚部12.5mm)、重さは約106g。連続通話時間は約370分、連続待受時間は約350時間。

 ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信に対応し、グローバルパスポートはCDMA/GSM/GPRSをサポートする。EZwebのEメール、SMS(Cメール)のほか、緊急速報メールを利用できる。通信速度は下り最大9.2Mbps、上り最大5.5MbpsのWIN HIGH SPEEDをサポートしている。Bluetooth 3.0+EDR、無線LANに対応し、32GBまでのmicroSDHCカードを利用できる。防水機能は非対応となる。

 Android 4.0へのバージョンアップについては、INFOBAR A01とともに「対応する方向で調整中」(KDDI担当者)とのこと。

 ボディカラーはINFOBARシリーズで採用されてきた「NISHIKIGOI」「ICHIMATSU」の2種類に加えて、新たにナチュラルカラーの新色「KIIRO」を投入し3色展開。専用アクセサリーも提供され、各色に対応したカバー(980円)に加えて、1000個限定のレザーケース(1,980円)が本体と同時に発売予定となっている。




(鈴木友博)

2012/1/16 11:46