宅内向け「Wi-Fi HOME SPOT」提供、「au Wi-Fi SPOT」は海外対応


HOME SPOT CUBE

 KDDI、沖縄セルラーは、au携帯電話の利用者を対象に、2月14日より、宅内向け無線LANサービス「Wi-Fi HOME SPOT」を提供する。さらに3月1日より、「au Wi-Fi SPOT」の対象機器を拡充し、利用エリアも海外に拡大する。

Wi-Fi HOME SPOT

 「Wi-Fi HOME SPOT」は、KDDI以外の回線を含む自宅のブロードバンド回線に無線LANアクセスポイント「HOME SPOT CUBE」を接続することで、auスマートフォンだけでなくパソコンやゲーム機などのWI-Fi機器で利用できるサービス。「HOME SPOT CUBE」は、専用アプリ「au Wi-FI接続ツール」を利用してWi-Fiの初期設定が行える。

 利用料(HOME SPOT CUBEのレンタル料)は通常月額525円だが、「ISフラット」「プランF(IS)シンプル/プランF(IS)」を利用している場合は月額105円で、さらに2012年5月31日までに申し込むと月額利用料は永年無料となる。

 「HOME SPOT CUBE」の本体はプラネックスコミュニケーションズ製で、IEEE802.11a/b/g/n(2.4/5GHz)をサポート。最大速度は150Mbps。100/100BASE-TXの有線LANポートも備えている。Wi-Fiの設定は、かんたん接続、WPSを利用できる。大きさは約72×68×68mmで、重さは約199g。


「HOME SPOT CUBE」

 

au Wi-Fi SPOTを海外展開

 「au Wi-Fi SPOT」は新たに、「au ID」を使うことで、パソコンやタブレットなどのWi-Fi対応機器も「au Wi-Fi 接続ツール」で無料で接続できるようになる。3月下旬以降には、「Windows Phone IS12T」にも対応する。

 さらに、北米やアジア、欧州などの海外約100カ国でも公衆無線LANサービスを提供。旅行先でも公衆無線LANサービスが利用できるようになる。

 




(津田 啓夢/太田 亮三)

2012/1/16 12:21