UQ、送信出力を向上させた新モデル「Aterm WM3600R」2月上旬発売


 UQコミュニケーションズは、モバイルWi-Fiルーターの新モデルとして、NECアクセステクニカ製の「Aterm WM3600R」と、ホームWi-Fiルーターの新モデル「Aterm WM3450RN」を2月上旬に発売する。同社のオンラインショップで取り扱われ、価格は、1年契約の「UQ Flat 年間パスポート」を契約した場合、「Aterm WM3600R」が4800円、「Aterm WM3600R」のクレードルとのセットが6800円、「Aterm WM3450RN」が2800円。

「Aterm WM3600R」

「Aterm WM3600R」 ピンク

 今回発売される「Aterm WM3600R」は、モバイルWi-Fiルーターとして初めてWiMAXの送信出力を向上したというモデル。送信出力を向上したことで、これまでよりつながりやすく、途切れにくいといった特徴があるほか、上り速度も向上している。

 内蔵バッテリーによる連続通信時間は約10時間で、薄さ12.8mm、重さは約110gとコンパクトなボディを実現。公衆無線LANにも対応しており、WiMAXのエリア外でも公衆無線LANのエリアであれば自動的に切り替えて接続を行う。「AtermらくらくQRスタート」に対応し、スマートフォン側の接続設定は専用アプリで簡単に行える。

 対応する通信規格はIEEE802.11b/g/n。同時接続数は最大12台。連続通信時間は約10時間で、連続待受時間は約25時間、クイック起動に対応した連続待機時間は約170時間。大きさは95×70×12.8mmで、重さは約110g。ボディカラーはピンク、ブラック、シルバーの3色が用意されている。

 別売りのクレードルに本体をセットすれば充電が可能。クレードルには100BASE-TXの有線LANポートが搭載されており、WiMAX対応のホームWi-Fiルーターとしても利用できる。


ブラックシルバー

 

「Aterm WM3450RN」

 「Aterm WM3450RN」は、内蔵バッテリーを搭載しない、WiMAX対応のホームWi-Fiルーター。WiMAXの送信出力を向上したモデルで、従来よりもつながりやすく、途切れにくいといった特徴を備え、上り速度も向上している。

 対応する通信規格はIEEE802.11b/g/nで、同時接続数は最大12台。100BASE-TXの有線LANポートは2つ搭載されている。「AtermらくらくQRスタート」に対応し、スマートフォン側の接続設定は専用アプリで簡単に行える。スタンドによる設置と壁掛けの両方が可能。

 大きさは約89×28.5×100mmで、重さは約130g。


「Aterm WM3450RN」

 




(太田 亮三)

2012/1/24 12:17