「AQUOS PHONE slider SH-02D」に不具合、ソフト更新開始


 NTTドコモは、シャープ製のAndroidスマートフォン「AQUOS PHONE slider SH-02D」の不具合を公表し、通信経由で端末ソフトウェアを修正できるソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 不具合は、ダウンロードフォントを設定した場合に一部のアプリの機能が正常動作しないというもの。端末ソフトウェアを最新版にすることで、この不具合のほか細かいバグも修正される。

 更新に要する時間は約6分間で、この間、110/119番といった緊急通報を含めた携帯電話の操作は受け付けない。更新にはメモリに空き容量が必要で、5MB以下の場合には更新できない。また、更新後にユーザーがインストールしたアプリが使えなくなる場合もあるとしている。更新はデータを残したままできるが、ドコモでは大切なデータをバックアップするよう案内している。

 

(津田 啓夢)

2012/1/26 11:57