2月24日スタート、吉本芸人が「SoftBank 4G」をアピール


 ソフトバンクモバイルは、下り最大110Mbpsの高速データ通信サービス「SoftBank 4G」が2月24日よりサービス開始することに伴い、本社でイベントを開催した。芸人らとウルトラマンが登場した。

 「SoftBank 4G」は、2.5GHz帯を利用するAXGPを利用し、下り最大110Mbpsを実現するという高速データ通信サービス。利用料は4Gのデータ基本料として月額525円、通信料金は月額5985円、合計すると月額6510円となる。2011年度末(2012年3月末)でのAXGPサービスエリアは、札幌市、さいたま市、千葉市、東京23区、横浜市、川崎市、名古屋市、大阪市、神戸市、福岡市、北九州市やその周辺都市としている。

 イベントには、司会のサバンナ高橋を筆頭に吉本芸人(トータルテンボス、2700、サバンナ八木)らがかけつけた。テレビCMなどにも登場するウルトラマンがお笑い芸人のネタを審査するという体で進行したのだが、サバンナ高橋は、トータルテンボスに対し、ウルトラマンにネタを見せる前に“失礼のないように”事前に一度ネタを披露しろと命令、トータルテンボスは結局、同じネタを同じ客の前で二度も披露するという、芸人泣かせの処遇を受けるはめになった。

 しかも、芸人らは当初、ネタ披露の時間を5分間と聞かされていたが、「ウルトラマンさんは3分しか地球におられへん」というサバンナ高橋によって、急遽3分にネタを縮めるよう要求された。そんなことは急には無理だと反抗する芸人らの前に登場したのが、「SoftBank 4G」対応のモバイルWi-Fiルーター「101SI」である。

 芸人らは「SoftBank 4G」の高速スピードをイメージして、普段のネタを通常よりも早回しで披露した。トータルテンボスの「しのびねえな→かまわんよ」「存じあげる?→存じあげるわけねぇよ!」などの漫才や、2700の「右肘、左肘、交互に見て」といったネタの高速バージョンに会場は爆笑に包まれた。その一方で、サバンナ八木が繰り出すさまざまな一発ギャグは、元ネタの認知度が低く、相方であるサバンナ高橋の失笑が漏れた。ウルトラマンは2700のネタを気に入ったようだ。

 「SoftBank 4G」に関する直接的な話題に乏しかったが、イベント中、サバンナ高橋は「SoftBank 4G」を利用したYouTube視聴をお勧めしていた。


 




(津田 啓夢)

2012/2/24 12:36