ドコモ、「Xperia acro HD SO-03D」を15日発売


 NTTドコモは、ソニーモバイル製Androidスマートフォン「Xperia acro HD SO-03D」を3月15日に発売する。店頭価格(割引適用後の実質負担額)は2万円台の後半になる見込みで、ドコモのオンラインショップでは割引適用後で3万870円、一括購入時の価格が5万3350円となる。

 「Xperia acro HD SO-03D」は、ソニーモバイルコミュニケーションズ製のAndroid 2.3搭載スマートフォン。同時に発表された「Xperia NX SO-02D」と比べ、おサイフケータイやワンセグ、赤外線通信、防水性能など、日本市場に向けた機能を備えるほか、外観も少し異なる。エリアメール(緊急地震速報、津波警報、災害・避難情報)や災害用音声お届けサービス、Wi-Fi(テザリング対応、最大8台)、Bluetooth 2.1+EDRなどに対応する。LTE方式のXi(クロッシィ)は非対応となる。

 大きさは約126×66×11.9mm、重さは約149g。連続通話時間は約430分、連続待受時間は約290時間。約4.3インチで720×1280ドットのTFT液晶タッチパネルディスプレイや、裏面照射CMOSセンサー「Exmor R for Mobile」の1210万画素カメラなどを搭載する。チップセットはMSM8260で、CPUは1.5GHz駆動のデュアルコアとなる。ボディカラーはAqua、Black、Ceramic、Sakuraの4色。

 なお、ほぼ同型機がauから「Xperia acro HD IS12S」として発売され、スリープからの復帰時に発生する不具合が報告されている。「Xperia acro HD SO-03D」で同様の事象が発生するかどうか、ドコモでは確認中としている。




(関口 聖)

2012/3/12 15:59