LGが海外発表モデルを国内お披露目、国内投入に期待


 LGエレクトロニクスは、スペインで開催されたイベント「Mobile World Congress 2012」で発表された海外モデルを国内で披露した。

 今回披露されたのは、5インチディスプレイ搭載で、ペン入力にも対応した「Optimus Vu:」(オプティマス・ビュー)、クアッドコアCPU搭載の「Optimus 4X HD」、裸眼3D搭載の「Optimus 3D MAX」、デザイン性を重視した中低価格帯の「Lstyle L3/l5」の5モデルとなる。

 「Optimus Vu:」は、5インチ、縦横比4:3のIPS液晶を搭載したスマートフォン。上部のボタンを押下することで、ワンタッチでタッチペンによるメモ書きが可能になる。また、ペンの透過率を変更できるため、たとえば、ビジネス文書などのデジタルデータに、蛍光ペンなどでラインをひくような使い方も可能だ。LGでは、ビジネスユーザーをメインターゲットに据えており、国内投入も期待される。



 「Optimus 4X HD」は、1.5GHz駆動のNVIDIA製Tegra3を搭載したスマートフォン。ディスプレイは4.7インチのIPS液晶となる。8.9mmの薄型デザインながら、側面部にシルバーのラインがあしらわれている。高速処理を実現する高性能CPUを搭載し、ITガジェットが好きなユーザーをメインターゲットに据えている。



 「Optimus 3D MAX」は、裸眼3Dに対応したスマートフォンで、カメラを2つ搭載し、3D撮影も可能なモデル。動画の3D変換機能も用意されている。「Lstyle L3/l5」は、中低価格帯に位置づけられるデザイン重視のスマートフォン。中東などアジア圏のスマートフォン市場を見据えた製品という。

 なお、いずれのモデルも国内販売についてはアナウンスされていない。ただし、今回のタッチ&トライでは、「Optimus Vu:」のみ日本語での説明書きが用意されていた。


 




(津田 啓夢)

2012/3/13 18:39