東急線でWiMAX、30日から中央林間駅構内で


 UQコミュニケーションズは、東急電鉄沿線の地下にある駅や駅構内などにおける通信環境整備の第1弾として、3月30日より中央林間駅構内がサービスエリアになると発表した。

 両社では昨年12月、東急線沿線の通信環境を整備することで合意。これは、東急線のうち、地下にある駅、駅間においてWiMAXのサービスエリアを整備するもの。その後調整を続け、3月30日より田園都市線の中央林間駅の構内でWiMAXが利用できることになった。

 UQでは年内にも東急田園都市線の渋谷、池尻大橋、三軒茶屋、駒沢大学、桜新町、用賀、宮前平、たまプラーザ、東横線の学芸大学、田園調布、多摩川、新丸子、武蔵小杉、元住吉、日吉、大倉山、反町、目黒線の目黒、武蔵小山、西小山、洗足、大岡山、池上線の荏原中延、長原においてサービスエリア化を進める。

 駅間が地下を走る場所については、地下鉄での対策と同様に、ホームからトンネルに向かって電波を発射する基地局設備を導入し、移動中の車内でも通信できるようにする。

(関口 聖)

2012/3/28 13:21