ソニーモバイルが経営体制を刷新、新社長は鈴木国正氏


 ソニーとエリクソンの合弁会社からソニー子会社となり、社名も変更したソニーモバイルコミュニケーションズは、経営体制を刷新すると発表した。

 発表によれば、体制変更は5月16日付けで行われ、これまで社長兼CEOを務めていたバート・ノルドベリ氏は退任し、同社の取締役会議長に就任する。一方、新社長兼CEOには、ソニー執行役EVP(エグゼクティブ・バイス・プレジデント)で、タブレットやパソコンなどソニーのモバイル事業を担当する鈴木国正氏が就任する。このほか、ソニーモバイルのDeputy CEO(CEO代理)の石田佳久氏、セールス・マーケティング担当EVPのクリスチャン・ティアー氏は、その職を今後も継続する。

 鈴木氏は、ソニーのモバイル事業およびソニーモバイルを担当する形となり、スウェーデンのルンドと東京の双方に拠点を置く。同氏は、ソニーがデジタルイメージング、ゲーム、モバイルという3つの分野を重視する中で、スマートフォンは不可欠、として、「世界中のお客さまにすばらしいエンタテイメント体験をお届けするよう精一杯努力していきます」とコメントしている。

(関口 聖)

2012/4/4 16:35