FeliCaリーダー内蔵のつり革広告が登場


 交通広告を手がける春光社は、FeliCaリーダー内蔵のつり革広告媒体「ストラッぴ!(仮称)」を発表した。第一弾として、エイチ・アイ・エス(H.I.S.)の広告が5月21日より、東京メトロの銀座線、丸ノ内線、各1編成で掲示される。

 「ストラッぴ!(仮称)」は、つり革にFeliCaリーダーを内蔵した広告媒体。乗客がつかまる吊り輪の上に、FeliCaリーダー内蔵の箱が配置され、おサイフケータイをかざすと、広告関連のWebサイトへ誘導する。かざすと、URLを取得することになり、ユーザーの個人情報は取得しない。

 春光社では、「これまで交通広告で難しかった効果測定がしやすくなる」と説明。タッチした時間や場所がわかり、広告効果が把握しやすくなるほか、関心を持つユーザーへWebサイト上で適切な情報を提供するなど、すぐアクションできるというメリットがあるという。

(関口 聖)

2012/5/18 16:38