透明シートで手書きメモをデジタル化、エレコムがスマホ文具発売


マーカーシート ESB-MSシリーズ
ふせん ESB-FSシリーズ

 エレコムは、手書きメモや書類をスマートフォンで撮影してきれいにデジタル化できるグッズ「マーカーシート ESB-MSシリーズ」と、「ふせん ESB-FSシリーズ」を6月下旬に発売する。

 「マーカーシート ESB-MSシリーズ」は、透明のシートをノートや手帳などに載せて、スマートフォンの専用アプリで撮影すると四隅がそろったきれいな画像として取り込めるというもの。メモなどをしっかり押さえられるハードタイプと、ノートや本に挟んで持ち運べるソフトタイプが用意される。撮影した画像は、数字をマーキングすることで4つのフォルダに自動的に分類できる。

 A4~B5サイズまで5タイプのシート、ハード/ソフトタイプ合計で10種類をラインアップする。価格は900~1700円となる。

 「ふせん ESB-FSシリーズ」は、メモを書き込んだふせんを専用アプリで撮影すると、ゆがみや傾きを補正してきれいに取り込めるという文具。ふせんをまとめて撮影して個別にデジタル化もできる。こちらもマーキングすることで保存フォルダの自動振り分けに対応する。

 サイズの異なる複数のふせんが用意され、価格は700~900円となる。

 なお、「マーカーシート ESB-MSシリーズ」と「ふせん ESB-FSシリーズ」は、Android 2.2以降(3.x除く)およびiOS 5.0以降に対応する。専用アプリは無料でダウンロードできる。

 このほかエレコムでは、抗菌加工がほどこされたスマートフォン要のタッチペン「P-TPVLSV」を5月下旬に、タッチペン付きハンドルポーチ「P-01CCG」を6月中旬に発売。iPhone用ステッカーが印刷できるアプリ「Smart Edit」も最新版が公開された。

P-TPVLSVP-01CCG

 

(津田 啓夢)

2012/5/22 14:09