下り最大76Mbps「SoftBank 4G」対応ルーター「102Z」


 「102Z」は、AXGP方式のデータ通信サービス「SoftBank 4G」とソフトバンクモバイルの3Gネットワークに対応したZTE製モバイルWi-Fiルーター。8月以降に発売される。

 「Softbank 4G」対応で、同サービスのエリア内では下り最大76Mbps、上り最大10Mbpsで通信できる。ソフトバンクモバイルの3Gネットワーク(ULTRA SPEED)もサポートし、下り最大42Mbps、上り最大5.7Mbpsで通信を行える。今回、2012年夏モデルとして発表された「SoftBank 4G」対応のモバイルWi-Fiルーターでは、比較的廉価なモデルという位置付け。

 ボディがコンパクトなうえ、カラーをホワイトとし、女性ユーザーもターゲットにしている。ボディは持ちやすいよう、やや丸みを持たせ、側面を金属調のラインが取り囲む透明感のあるデザインに仕上げられた。バッテリーは2800mAhと大容量となり、前モデルにあたる「007Z」と比較して、連続通信時間が4時間から6.5時間に向上している。なお、バッテリーは内蔵型で取り外しはできない。

 スマートフォンやパソコン、ゲーム機など、最大10台のWi-Fi機器から同時接続が可能。また、Wi-Fiのほか、USBケーブルでパソコンに接続して通信することもできる。パソコンへのドライバーのインストールは不要で、Wi-FiおよびUSB接続時にWebブラウザーから設定画面にアクセスしてルーターの設定を行うことが可能。

 公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」にも対応し、「102Z」経由でノートパソコンなども「ソフトバンクWi-Fiスポット」で通信できる。大きさは約106×57×15.57mm、重さは約130g。連続通信時間は「SoftBank 4G」で6.5時間、「ULTRA SPEED」で7.5時間。

 




(関口 聖/鈴木友博)

2012/5/29 12:33