付与率半減、用途拡大、ソフトバンクがポイント改定


 ソフトバンクモバイルは、利用料に応じて貯まる「ソフトバンクポイントプログラム」を8月1日より順次リニューアルする。

 今回の刷新は、付与率や利用単位の変更、ポイントが利用できる対象物の拡大が主な内容となる。付与率については、現在、100円につき2ポイント付与されているが、リニューアル後(8月度請求分より)1000円につき10円と、付与率は従来から半減する。また1000円に満たない利用額は切り捨てになり、たとえば利用額が1500円であれば10ポイント付与されることになる。なお基本利用料やS!ベーシックパックなどが付与対象の料金となり、端末の割賦代金は付与対象外。

 利用単位は、現在、1000ポイントごとだが、8月1日以降は1ポイント単位(1.05円相当)で利用できるようになる。携帯電話やオプションに加え、ギフトとの交換、「SoftBank SELECTION」の周辺機器の購入にもポイントが利用できるようになる。

 このほか、ポイント付与の代わりに、抽選にあたると、ホワイトプランの基本使用料(月額980円)が最大1年間無料となるコースが用意され、今秋以降、利用できるようになる。当選人数や抽選回数など詳細は未定で、決まり次第、あらためて案内される。ホワイトプランの基本使用料が無料になるコースを選択すると、当選しなくても、期間中、ソフトバンクポイントが付与されない。もし月額利用料が6000円の場合、リニューアル後は60ポイントが付与され、当選するとポイント付与がゼロで、980円が0円になり、ポイント付与よりも大幅な還元を受けられる。ただし抽選に外れてもポイントはゼロ、ということになる。

 このほか機種変更する際には、お父さんグッズがもれなくプレゼントされるほか、Wチャンスとして毎月抽選で500名に「お父さん折りたたみ自転車」などがプレゼントされる。このグッズプレゼントについては、期間限定で終了する可能性がある。

(関口 聖)

2012/5/29 18:50