auがmicroSDXCカードの利用に注意喚起、対象機種を公開


 KDDIと沖縄セルラーは、microSDXCカードを同規格非対応のスマートフォンに装着すると、カード内のデータが破損する事象を確認したとして、対象機種のリストを公開した。

 microSDXCは、SDカード規格のうち、2009年に策定された「SDXC」の小型版。microSD、microSDHCに続く規格で、徐々に高速化、大容量化がはかられており、microSDHCで最大32GBだった容量は、microSDXCは規格上、最大2TBまで実現できる。

 6月6日、NTTドコモが「microSDXC非対応のスマートフォンに、microSDXCカードを装着すると、カード内のデータが破損する」という事象があるとして、ユーザーに注意を喚起。au、ソフトバンクモバイルも同様の事象があるとしていたが、14日、KDDIでは、auのスマートフォンについて、同事象への注意を呼び掛けるとともに、対象機種のリストを公開した。

 同社の案内では、ISシリーズなど26機種が対象とのこと。データが破損すると復元できないが、カード自体はSDXC対応機器で初期化すれば再度、利用できる。KDDIでは、各スマートフォンがサポートするメモリカードを利用するよう案内している。




(関口 聖)

2012/6/14 15:39