ドコモ、「らくらくスマートフォン」を8月1日発売

　NTTドコモは、AndroidベースのOSを搭載した富士通製FOMA端末「らくらくスマートフォン F-12D」を8月1日に発売する。

　「らくらくスマートフォン」は、タッチインターフェイスを採用したシニア向け携帯電話。Android 4.0をベースに独自のユーザーインターフェイスを採用したモデルだが、基本的にGoogle Playは利用できず、その代わりプリセットのアプリが充実している。シニア向けのdメニューが用意されるほか、24時間監視付きのシニア向けコミュニティサービス「らくらくコミュニティ」に対応する。

　「らくらくスマートフォン」のユーザー向けに、月額2980円の専用パケット定額プラン「らくらくパケ・ホーダイ」が用意される。月内のパケット通信量が500MBを超えると、月末までの通信量が128kbpsに制限される。spモードの利用料（月額315円）が別途必要。

　ディスプレイは約4インチ、480×800ドットのTFT液晶を搭載。カメラは約810万画素と約32万画素のCMOSセンサーを搭載する。CPUは1.4GHzシングルコアのクアルコム製「MSM8255」を採用、ROMは4GB、RAMAは1GBとなる。

　防水仕様で、おサイフケータイやワンセグ、赤外線通信、Bluetoothなどに対応する。通信は、下り最大14Mbps、上り最大5.7MbpsのFOMAハイスピードやWi-Fiに対応。Xiはサポートしない。

　バッテリー容量は1800mAhで、待受時間は約460時間、通話時間は約350分。大きさは約130×64×10.9mm、重さは約138g。ボディカラーはゴールド、ネイビー、ピンクをラインナップする。