ドコモの「GALAXY S II」、Android 4.0のバージョンアップ再開


 NTTドコモは、サムスン製「GALAXY S II SC-02C」について、一時中断していたAndroid 4.0へのバージョンアップを再開した。

 2011年6月に発売された「GALAXY S II SC-02C」では、今年7月、Android 4.0へのバージョンアップの提供が開始された。しかしその翌日には、バージョンアップした一部端末で、キーボードが強制終了して文字入力できなくなる不具合が確認され、バージョンアップの提供が一時中断していた。

 約1カ月を経た、8月7日13時よりAndroid 4.0へのバージョンアップが再開された。Android 2.3から更新する場合、所要時間は約50分。既にAndroid 4.0にしていた場合は所要時間が約5分となる。またパソコン経由の場合、約100分かかる。

 Android 4.0にすることで、「フェイスアンロック(顔認証による画面ロック解除)」の追加、メニューの変更、バッテリー残量表示などに対応する。また「Playムービー」「災害用キット」といったアプリが追加される。7月の更新でAndroid 4.0にしていたユーザーの場合は、キーボード関連の不具合が修正されるほか、プリインストールされている特定アプリが正常に起動しないという不具合もあわせて修正される。




(関口 聖)

2012/8/7 13:49