6月の国内携帯・PHS出荷数、スマホ好調も全体では前年割れ


 電子情報技術産業協会(JEITA)と情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は、国内主要メーカーが調査対象となる、2012年6月の国内携帯電話・PHS出荷台数実績を発表した。

 国内の携帯・PHS出荷数は、192万3000台(前年同月比62.1%)となった。内訳は、携帯電話が182万5000台(同62.9%)、PHSが9万8000台(同50.7%)。このうち、スマートフォンは78万3000台(同66.3%)で、スマートフォン比率は40.7%となっている。

 両協会では、携帯電話・PHSともに前年割れとなった要因について、携帯電話は夏モデルの発売が6月から8月にかけて分散しているため、PHSはキャンペーンの谷間で影響が出たためと分析している。




(湯野 康隆)

2012/8/7 14:20