サムスン、海外でGALAXY Note 10.1を8月より発売


 韓国サムスン電子は、10.1インチのディスプレイを搭載したタブレット端末「GALAXY Note 10.1」を海外で8月に発売すると発表した。当初は韓国、ドイツ、アメリカ、イギリスで展開される。


「GALAXY Note 10.1」

 

 「GALAXY Note 10.1」は、10.1インチのディスプレイとスタイラスペン「Sペン」により、手書き入力に注力したAndroid搭載のタブレット端末。2012年2月にスペインのバルセロナで開催された「Mobile World Congress 2012」では同社のブースで「GALAXY Note 10.1」が公開され、基本的なコンセプトが披露されていた。

 改めて発表された「GALAXY Note 10.1」は、日本でも販売されている「GALAXY Note SC-05D」と同様のコンセプトで、画面を大型化しタブレット端末としたもの。付属のSペンはスムースに文字や絵を描くことができ、これを活かすアプリとして、アドビ製の「Photoshop Touch」がプリインストールされるほか、ノートやメモのアプリが充実する。海外市場向けに教育関連のコンテンツも用意される。

 マルチタスクやマルチスクリーン操作によるパワフルな動作が可能。「GALAXY S III」に搭載された「Smart Stay」「Pop Up Play」といった機能も搭載される。CPUはクアッドコアで1.4GHz駆動。メモリはRAMが2GBで、ROMは16GB、32GB、64GBがラインナップされる。OSはAndroid 4.0。カメラは500万画素で、フロントカメラは190万画素。このほか、Bluetooth、GPS、加速度センサー、電子コンパスを搭載する。

 通信方式は、Wi-Fi版、Wi-Fi+3G(HSPA+)版がラインナップされ、2012年末にはWi-Fi+LTE版も加わる。

 ディスプレイは10.1インチ、1280×800ドットの液晶。バッテリー容量は7000mAh。大きさは262×180×8.9mm。重さは3G対応版が600g、Wi-Fi版が597g。


 




(太田 亮三)

2012/8/8 17:53