au、携帯6モデルでソフトウェア更新


 KDDIは、新たなセキュリティ認証仕様への対応やSMS(Cメール)不具合の修正、緊急速報メールの機能追加などを含むソフトウェア更新サービス「ケータイアップデート」の提供を開始する。対象モデルは、ソニー・エリクソン製4モデル、京セラ製2モデル。

 今回のケータイアップデートは、セキュリティ認証「SHA-2」を導入するWebサイトをサポートするためのものが含まれる。認証、デジタル署名などに使われる「SHA」は、Webサイトやプログラムの改ざんを確認する手法で、現在の主流は「SHA-1」。「SHA-2」は、より強固な認証仕様となる。

 また、SMS(Cメール)受信時の表示不具合についても修正される。さらに、緊急速報メール機能に従来の「緊急地震速報」に加えて、「津波警報」「災害避難情報」が追加される。

 8月23日より更新が開始される機種は、ソニー・エリクソン製の「BRAVIA Phone U1」「BRAVIA Phone S004」「BRAVIA Phone S005」「Cyber-shotケータイ S006」の4モデル。更新にかかる時間は最大10~20分となる。

 8月30日より更新が開始される機種は、京セラ製の「K011」「簡単ケータイ K012」の2モデル。更新にかかる時間は最大15分となる。

 いずれのモデルも更新中に通話やメールを含む携帯電話の操作は行えない。

 




(津田 啓夢)

2012/8/23 11:19