シャープ、スマホとBluetoothでつながるコードレスホン

　シャープは、スマートフォンなどとBluetoothで接続でき、スマートフォンのBluetoothハンドセットとして代わりに通話などができる固定電話のコードレスホン「JD-4C2CL」「JD-4C2CW」を10月12日に発売する。価格はオープン価格で、店頭予想価格は子機1台の「JD-4C2CL」が2万円前後、子機2台の「JD-4C2CW」が2万8000円前後になる見込み。

「JD-4C2CL」

　今回発売される「JD-4C2CL」「JD-4C2CW」は、スマートフォンなどとBluetoothで接続できる「スマホコネクト」機能を搭載するコードレスホン。スマートフォンへの着信に出られない場合にコードレスホンで通話ができるほか、電話帳データをスマートフォンから転送することもできる。

　スマートフォンとはBluetoothのHFPプロファイルで接続し、コードレスホンの子機がBluetoothハンドセットになる仕組み。スマートフォンとのペアリングは2台まで登録できる。電話帳の転送にはOPPプロファイルを使用する。シャープのWebサイトには動作確認済み機種が公開されている。

　このほか、親機には4.3インチのタッチパネル液晶ディスプレイを搭載。時計やカレンダー、写真を表示でき、記念日表示などにも対応。デジタルフォトフレームのような使い方が可能になっている。子機単体の連続待受時間は約120時間、連続通話時間は約420分。

　大きさは223×79×167mmで、重さは親機が370g、子機が122g。カラーはホワイト、ブラウン、ピンクの3色。